★スマート OCXO シリーズのラインアップ★
・外部 1PPS入力に同期する PPS-DO OCXO
・高分解能 DAC内蔵・デジタル制御タイプのOCXO
PLL回路設計が不要で Strutm1 の周波数基準とGNSSに同期した1ppsを出力
スマートOCXOシリーズは自己補正機能搭載により周波数温度特性が非常に優れており、また 1/1,000,000の分解能のD/Aコンバーターを内蔵し高安定な周波数基準を少ない部品点数で設計出来る付加機能付きのOCXOです。
『PPS-DOタイプ』 と『GNSSエンジン』 の組み合わせでPLL同期回路設計不要で 『Stratum1』の周波数基準器を構成することが出来ます。
また万一外部基準の1PPS信号が途絶えた場合には自己補正機能により高精度にバックアップ(ホールドオーバー)します。
各モードの状態は I2C 経由でモニタリングすることが出来ます。
※ いずれのタイプも I2C インターフェースを備えており、I2C経由で制御マイコンから
モニタリング及び設定を行えます ( 『STP3521LF』はモニタリングのみ)。
I2C 通信の 『デバイスアドレス』 は共通で 『0xE0(7桁表示の場合)』(8桁表示では『0x70』)です。
● 外部1PPS同期タイプ (PPS-DO OCXO )
外部からのリファレンス1PPS入力に同期してRF出力(10MHzなど)及び1PPSを出力します。
外部1PPS入力が切断されると、内部のOCXOで補正された温度特性および経年変化特性で
優れた安定度で 自己補正し HOLDOVER モードになります。
GNSSエンジンからの1PPSを入力することで『Stratum1』の周波数基準器を構成できます。
★特性実測データ ( 通常動作時及びHOLDOVER動作時 )
★ STP3567LF (PPS-DO OCXO) の 安定度実測データ
@ 外部 1PPS入力 (GPS)に同期している状態にて / 起動時〜安定動作まで
・10MHz出力( PLL引き込み後に安定出力となります)
・1PPS出力( PLL引き込み後に安定出力となります)
A 外部 1PPS入力が断になった場合 /HOLDOVER自走時
・10MHz出力(所定時間まで経時変化を自己補正/一定時間経過後は固定調整値で自走)
※ Holdoverの経時変化の補正の詳細については、各機種のデータシートをご参照ください。